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「きもの撮影会がありました」

 学院では年に2~3回、卒業生を中心にきものでおでかけの会があります。

 ここ数年、新型コロナウィルスの影響でおでかけが中止となり、“くるみボタンの帯留”や“干支マスコット”、“ドライフラワーのミニアレンジ”など自宅でクラフトを作成していました。

 マスク着用が個人の判断に委ねられるようになって、「そろそろおでかけイベントしたいな。」という声がちらほら上がってきた時に、「マイナンバーカードの写真ちゃんとしたのがなかった。」「きもの姿で作りたかった。」「市役所の無料のはあまり好きな顔ではなかった。」「他界した家族の遺影に使う写真がスナップ写真しかなくて探すのが大変だった。」「証明書やもしもの時に使える自分の画像がほしい。」など、“もしもの1枚”の要望が複数あり、それなら着物であつまってプロカメラマンに撮影してもらおう、で“きもので1枚”おでかけ撮影会が実現しました。

 4月9日、年度の変わり目で少ない人数でしたが、このサイトのトップ画像でご協力いただいたフォトグラファー高村直希氏に撮影をお願いして、地元のルミエールホールにある和室をスタジオに、参加者全員が順にメイクさん、和装スタイリストさん、アシスタントさん、そしてモデルさんという楽しい撮影会になりました。

 気になる写真も、全員が「おおっ!」で大喜び。

 すでに第二弾 秋の紅葉シーズンのロケーションフォトに夢がふくらむ参加者でした。


 床の間の掛け軸「知足」、備前焼の花入れ、茶花(大手毬・紫蘭・蔓日々草)・刷毛目香合は茶道部4月の茶室から持参しました。




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